防水材耐用年数

2020.07.13

廊下防水

 

屋上、バルコニー、共用廊下等様々な箇所に施されている防水工事は、環境・状況によってメンテナンスの時期が変わってきます。

使用材料によって、アスファルト防水押えコンクリート仕上げでは17年、露出アスファルトで13年、シート防水・塗膜防水で10年と仕様によって耐用年数にも大きく差が出ます。

建物の防水機能の仕様はどのようになっているかご存じですか?

適切なメンテナンス時期を逃さないためにも、自分が住んでいる建物の防水に使われている材料をしっかりと把握してメンテナンス工事を施す必要があります。

防水の種類は大きく3つに分けることが出来ます。

①アスファルト防水・・・最もポピュラー。耐用年数が長い。工事期間中に臭いが発生することがある。

②シート防水・・・短工期、低コスト。材料に伸縮性がある。平坦でない複雑な面には使用できない。

③塗膜防水・・・液体なのであらゆる形状に対応できる。

屋上防水は建物内への漏水を防ぐ為の一番重要は機能である一方、一年中紫外線や風雨にさらされる厳しい環境であり、劣化の進行の早い場所でもあります。

建物を水の侵入から守る防水層は、常に太陽の紫外線・風・雨など過酷な環境にさらされています。

そのため定期的なサイクルで改修工事が必要です。

万が一適切なタイミングでの点検・改修工事が行われなかった場合、室内やベランダ・廊下の天井に漏水を引き起こす可能性があります。

特に屋上については普段から劣化状況を目にする機会が少ないため、定期的なサイクルでの点検は欠かせません。

漏水してしまってからですと工事の規模も大きくなるため、結果的に工事に係る費用が高くなります。

適切な時期に行う工事は建物の寿命を長くするだけでなく、建物の維持コストを抑える効果も期待できます。

自宅は安心して過ごせる環境を作れる場所の一つです。

普段からメンテナンスを行い快適に過ごせる住まいを保っていきませんか

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