漏水前のメンテナンスが大事

2022.02.02

 

 

建物の建物の外壁修繕工事の一つにシーリング工事があります。

シーリング工事とは、建物の外壁材と外壁材のつなぎ目(目地)や外壁材と窓枠等建具との隙間など、

動きの多い箇所または隙間などに機密性・防水性等を保持するために行われる工事のことです。

シーリング工事を施し、建物の隙間にゴム状になったシーリング材があることにより雨水の侵入を

防ぐことができる上、地震で建物が揺れた時や強い風の風圧を受けた時の動きに追随してゴム状の

シーリング材が伸び縮みをすることにより建物を漏水等から守ることがシーリング工事の主な目的です。

常に外部環境にさらされるシーリング材は、風雨や紫外線の影響を受けて、

約5年経過するあたりからひび割れ、肉やせ、はく離などの劣化がはじまります。

劣化したシーリング材は水を通す隙間を塞いだり、

建物の動きに応じて伸縮していた本来の性能が失われていき、建物全体の劣化が加速していきます。

建物の隙間を埋めたシーリング材がその役割をしっかりと果たすには、定期的なメンテナンスが必要になります。

定期的にメンテナンスを行うことが居住性・建物の資産価値を維持し安心かつ快適に住んでいただく事につながります。

pagetop